蜜蝋
Beeswax

蜜蝋(Beeswax)


それは素晴らしい機能をもったミツバチの巣の素材

蜜蝋をメインに使ったアートがあると知った時

何か大切なものを見つけた高揚感のような
何か大切なものを忘れていたという焦りのような
何か恐れ多い何かに触れてしまった緊張感のような
何か新しいアクティビティを見つけたわくわく感のような
そんな複雑な感情を抱きました。

蜜蝋画の種類

一言で蜜蝋画といっても私の中では、大きく二つに分類されると考えております。
ただし誰かに教わったわけでは無いので学術的に正しいかは分かりません。😅

蜜蝋画

主に紙などに蜜蝋を使って描くものです。蜜蝋をまず塗ってそこに引っ掻きギズを付けて、墨などで着色して作成します。2枚一度に作成されるのが面白く、意図を載せにくく偶然の表現が楽しいアートです。これ以外にも転写やコラージュなど多くの技法があります。

Encaustic

蜜蝋そのものに顔料などで着色させ絵の具を作り、それを使って描くアートです。蜜蝋絵の具を重ねるたびにバーナーで焼き付けて下層と融合させていきます。蜜蝋が溶けて動き出す偶然が面白くこちらをメインに描いています。蜜蝋画と同じように転写やコラージュなど多くの技法があります。

蜜蝋画

「紙と蜜蝋と墨」

なんか日本的なその響きが好きです。

紙にも墨にもこだわっていったらどんな作品ができるのだろうか?
そんなことを考えるとワクワクします。

ですがそれを描くための筆にあたる道具は
釘や鉄筆や鋸の歯や金網などです。
絵を描くとは程遠いそれらで蜜蝋を削っていきます。

削ったところに墨を塗り藁半紙を乗せアイロンをかけると
藁半紙に蜜蝋が溶けてその上にあった墨と共に吸い上げます。

紙と藁半紙

対象な作品ができあがります。
藁半紙も立派な作品です。
どちらを作品として残すか、両方残すか、それはその時のあなた次第です。

抽象画/具象、墨/色 可能性は広がります
写真や文字の転写
コラージュ

Encaustic

Encausticの場合、日本にはその絵の具は入ってきていないため、
蜜蝋の絵の具を作るところから作業がはじまります。

蜜蝋を溶かしながら徐々に気持ちを沈めていきます。
まだ見ぬ世界へ

大草原の中に自分を置き
自然の恵みをいっぱいに受け取る時間です。


私にとってこの作業は自然界と調和させていくような感覚です。

私の先生はYouTube。楽しく描いている様子を見ながら空想を繰り返しています。
一つ一つが実験です。
失敗だらけですがその実験が面白い。
楽しい。失敗した絵をなんど削ったか…笑


Encausticの魅力だと感じています。

あたたかい蜜蝋の灯火
自然と一体になっている感覚を
蜜蝋を使った絵で体験してみませんか?

蜜蝋画ワークショップ


あなたも蜜蝋を画材として使って描いてみませんか?!
リクエスをいただきましたら蜜蝋画のワークショップを開催しています。

「あなたの知らない蜜蝋の世界」

ぜひ扉を開いてください🐝

Roseキャンドルワークショップ 2024年初開催日が決定しました!

概要

  • 時間  100分〜120分(参加人数によります)
  • 定員  4名〜6名
  • 参加費 4,950円(税込)
  • 内容  A4用紙2枚
    A5サイズやハガキサイズにするなど、短時間で開催するケースなど対応可能です。
  • お申込 体験してみたい方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
次回ワークショップ

開催日 :2024年8月22日(木)
開催時間:10:00〜12:00

会場:レンタルスペース【Space Joy 東銀座】
住所:東京都中央区築地4-2-7 フェニックス東銀座 901号室

☆道順
日比谷線東銀座駅6番出口から3分の晴海通りに面した、京橋郵便局隣にある赤れんがの外観が特徴的な建物です。

キャンセルポリシー
お申し込み後前日までのご連絡でのキャンセル:1500円/人
当日キャンセル:全額支払い

蜜蝋について

蜜蝋(みつろう、Beeswax、Cera alba)はミツバチ(働きバチ)の巣を構成するを精製したものをいう。蝋は働きバチの蝋分泌腺から分泌され、当初は透明であるが、巣を構成し、巣が使用されるにつれて花粉プロポリス、幼虫の繭、さらには排泄物などが付着していく。養蜂において蜜蝋以外のものを基礎として巣を構築させた場合、それらが蜜蝋に混入する可能性もある。精製の方法には太陽熱を利用する陽熱法と、加熱圧搾法とがあり、効率の点では加熱圧搾法のほうが優れている。蜂蝋(はちろう)ともいう。

化粧品

最大の用途はクリームや口紅などの原料。

蝋燭

パラフィンワックス製のものに融点を高める目的で混ぜられる場合も多い。パラフィンワックスが発明される以前の中世ヨーロッパでは教会用の蝋燭の原料として盛んに用いられた。日本でも奈良時代にから伝来したばかりの蝋燭は蜜蝋燭であった。

養蜂

巣礎の材料となる。巣礎とはロウでできた板で、ミツバチはこの上に蜜蝋を盛り、巣房(ミツバチの巣を構成する六角形の小部屋)を構成する。

医療用途

サラシミツロウ(white beeswax)として、軟膏基剤や整形外科手術などで切除した骨の断端に詰めるなどして利用する。

食用

花粉由来ビタミン類、鉄分およびカルシウムなどミネラル類、蜜蝋本来の脂溶性ビタミン類といった栄養成分が含まれているため、現在では食用に巣のままの状態で健康食品としてコムハニーという名目で販売されているほか、カヌレガムなどの洋菓子にも使用される。かつて欧州ではバターが量産普及する以前ではバター同様に調理用油脂として用いられた。また古くから中世にかけて蜂蜜の精製方法が普及されていない時期は欧州や中東地域、中国周辺地域、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸では蜂蜜と巣を共に摂取するという形で蜜蝋は常食されてきた。特に欧州では蜜蝋のままでもカロリーが高い飢救食物としても利用された。

その他

ワックスクレヨン、接着剤、ガムリトグラフエッチングろうけつ染めなどにも用いられる。初期のシリンダー型蓄音機の円筒型レコードにも用いられた。ほかに手紙や書簡を封泥のようにシーリングする封蝋にも古来から用いられてきた。雅楽の楽器であるの調律にも用いられるが、その場合は松脂と混ぜ合わせて用いる。

wikipediaより

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